2006年号

『ニホンミツバチ用巣礎』
愛媛県・徳永進さんと日本在来種みつばちの会との共同開発。

 
 本会の会員である愛媛県・徳永進さんと日本在来種みつばちの会とで共同開発した日本ミツバチ専用の巣礎の完成が先日行われた日本在来種みつばちの会定期総会にて発表されました。
  これまで日本ミツバチ用に巣礎を利用する場合、西洋ミツバチ用の巣礎か、東洋ミツバチ用の巣礎を流用するしかありませんでした。しかし西洋ミツバチ用の巣礎ではその巣穴の大きさが大きすぎ、東洋ミツバチ用の巣礎では小さすぎるという欠点がありました。巣穴の大きさが合わないと巣が変形したり、噛み破られて勝手に巣を作られたり、東洋ミツバチ用の巣礎では巣穴が小さいため働き蜂が小型化する弊害がありました。
  そういった問題を解決するために日本ミツバチ専用に使用できる巣礎が求められていました。
  そこで徳永さんと日本在来種みつばちの会とで巣穴の大きさを検討した結果、六面の面から面を4.9ミリメートルとしました。そして実際に営巣実験をおこなったところ正常に営巣されることが確認されました。
  巣枠式巣箱での飼育をし、巣礎を張り営巣させることが出来れば管理が大変らくになり、採蜜も回転式分離機を使用できるので、集蜜量も多くすることができます。また、巣ごと搾らなくても良いため雑味の少ない蜂蜜を採集することができます。


↑日本ミツバチ用巣礎。巣枠に貼り付けて使用する。今までの東洋ミツバチ用巣礎の代用品ではない


↑【写真上】日本ミツバチ用巣礎。【写真下】西洋ミツバチ用巣礎。両者の穴の大きさの違いがはっきりとわかる

平成18年度定期総会

 日本みつばちの会定期総会は、3月5日に行われました。当日は「私のニホンミツバチ研究力」と題した記念講演と、活発な意見交換が行われ、会員同士の交流と日本みつばちの情報交換に花が咲きました。
  記念講演は本会会員でもありニホンミツバチ研究家の菅原道夫氏による「私のニホンミツバチ研究」をテーマにおこなわれました。ニホンミツバチの行動を科学的な手法を用いての説明とニホンミツバチを誘引するキンリョウヘンの不思議などに参加者も熱心に聞き入り、また様々な疑問にも丁寧にお答えいただきました。

  

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